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5月下旬けど、女峰山への残り雪がまだ多かった!

Mt. Nyoho (2,483m) 女峰山

最寄り駅: Nikko (日光駅

登り登山口: Kirifuri Plateau (霧降高原) 下り登山口: Nikko Futarasan Shrine (日光二荒山神社)

赤薙山から女峰山の風景


有名な長い階段、雪と氷に覆われた山の稜線、岩の多い渓谷、草地の丘、巨大な木々の森など、この素晴らしいコースは確かに様々な景色と挑戦とリスクを提供します。


男体山ほどは知られていないが、女峰山はひとつの日光の霊山。男体山、女峰山、大真名子山、小真名子山は、日光「ファミリー」山脈を構成する4つの霊山であります。体力と経験のあるハイカーなら1日でその4つの山を踏破することも可能だが、女峰山の頂上付近は凍結あるのせいで、今回は1山での踏破となった。


ハイキングは午前4時50分にスタートしたが、最初からこれはかなりワイルドな旅になると思っていた。最初の20分は、小丸山展望台までのすごく1,445段の階段を登ることであった。階段には、100段ごとにモチベーションを高める小さなメッセージが書かれていました。「あきらめるな!頑張れ!休憩は大切です!」など。常に、その長い階段を上り着いたところで、朝日が昇る美しい日光の景色を眺めながら、お決まりの「ロッキー映画」のポーズをとりました。

階段の上には、さらに階段があった

展望台に到着した直後は、山の尾根の開けた面にもっと階段や険しい道が続けました。この登山道はしばらく続き、やがて森林地帯に入る。このあたりで、道に小さな霜と雪が積もっているのに気づいた。5月中旬ので、アイゼンを持ってきていなかったので、「女峰山の山頂付近の残り雪はどうなっているのだろう?」と心配しました。

赤薙山の頂上からの残り雪コース

赤薙山の頂上に着くと、樹林帯越しに女峰山の頂上までまだまだかなりあることがわかった。だんだん山頂に近づくにつれ、登山道には雪と氷がもっと積もっていった。このとき、アイゼンを持っていかなかったことを後悔しました。この日は、こんな高い山に登ったことがない知合と一緒に登ったので、彼女の安全性が少し心配だった。氷に覆われた岩場を下り、雪をかぶった森の中を登り、ようやく頂上への最後の一歩を踏み出すことができました。夏ならそのコースは問題ないのだが、ここは残り雪と氷が積もっている。


雪の尾根を登り、山頂へ最後の追い込み

頂上への最後の登りを前に小休憩していると、20分ほど前にすれ違ったハイカーがこちらに戻ってくるのに気づいた。戸惑いながらも、「もう頂上に着いたんですか?と尋ねると、「いや、この道は危険すぎるし、アイゼンも持っているから、このままアイゼンなしで登ると死ぬかもしれないよ」と答えた。そして、その言葉の衝撃に気づかないまま、彼は下山し続きました。僕は知合に「気をつけるよ、もし辛かったらいつでも引き返せばいいんだ」と断言した。 その尾根は確かに難しく、木の根をつかめず、手で雪を突き刺さなければならないこともありました。でも、それでもなんとか冷静に崖を登り、雪道を乗り越え、ようやく頂上に到着した。


そこで、その先のハイカは、より良い装備を持っていたにもかかわらず、恐怖とパニックに負けてしまったのだ。幸い、僕たちはパニックにならず、そこで女峰山の頂上の周囲から素晴らしい景色を堪能することができました。


女峰山の頂上

女峰山の頂上での空は晴れ渡り、周囲の素晴らしいパノラマビューを堪能することができた。日光「ファミリー」山脈の景色を見るし、日光市街も、それも遠くには雪をかぶった美しいアルプス山脈まで見渡すことができた。


昼食休憩の後、下山路を選択しなくていけなかった。天気は暖かくなり、ただでさえ滑りやすい雪が溶けてきて、登った尾根がさらにもっと危険な状態になってきたのだ。だから、「知っている危険な道」か「未知の世界」への冒険かのどちらかだった。今回は、「黒岩尾根」と呼ばれの下りコースを選びました。その道は、雪や氷が少なく、楽だと言われていたが、たくさん時間がかかると言われていた。


この「簡単な」道というのは、2つの別々の岩場を横切らなければならないという意味で、それでもかなり困難だったが、幸いにもそこには氷や雪がなかったので、なんとかなった。僕が知らんなことですが、その長い尾根沿いの登山道は、登山愛好家の間で女峰の「馬鹿尾根」と呼ばれ親しまれている。

下山中、緊急避難所の前を通り、その後は長く美しい草の道を歩き続ける。この道はやがてまた岩の多いスクリーに変わるが、そこが最後の難所だった。

予想通り、この道は非常に時間がかかり、山頂までにすでに半分以上の水を飲んでしまったので、水の配給に気をつけなければなりませんでした。 そこから先は、広い草原と深く美しい森が続き、最終的には日光二荒山神社の近くに出る。途中、お汁粉を作りました。


変化に富んだ女峰山の風景

全体として、女峰山のコースが疲れさせましたけど、素晴らしいハイキング体験で、様々な風景と克服すべき課題を提供してくれました。確かに気の弱い人には向かない山ですが、十分な準備をした方がいい山だと思います。5月下旬でも山頂には意外と雪がけっこう残っていることもあるので、その点もご注意ください





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